香水の豆知識

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エジプトと香料の歴史
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初めて100%天然香料でつくられた香水をお試しいただいたお客様の中には、香りが優しすぎると感じられる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、天然香料は、席を立った時やすれ違った時にふんわり上品に優しく香るのが最大の魅力でございます。また、つけすぎても周りの方に不快な思いをさせることは決してなく、食事の邪魔をすることもありません。ご自身の体温や生活環境に合わせて、おつけになる量・場所をお探しいただき天然香料を存分にお楽しみいただけましたら幸いです。
(※下記内容は全て当店が推奨している内容になります。)
オード・トワレとパルファンの違い
 一番の大きな違いは、香料の賦香率(香料の濃度)です。
また、オード・トワレの「オード」とは、フランス語で「水」という意味で、香料・アルコール・精製水が入っております。
一方、パルファンは、香料・エタノールからなる、最高ランクの香りです。
「香料の濃度が高い=強い、キツイ、長く香る」と思われがちですが、 実際は、香料の濃度が高いとキツイのではなく、配合されている香料の種類によっても、持続時間や香りの強さが異なります。

香水のつけ方
 午前中や日中はオード・トワレを、アフターファイブには同じ香水もしくは同じ系統のパルファンを重ねつけいただくと、より香りが華やかになります。もちろん日中でも華やかに香らせたい時や、気温や湿度、体温の低い場合も日中にパルファンを使用することもよろしいと思います。
 デリケートなお肌の方は、ハンカチやランジェリーや洋服の裏地等におつけ頂くことも可能です。(ただし、シルクや毛皮など、香水がついてしまいますと、変色などのダメージを受ける場合がございますのでご注意ください。)
また、空中にスプレーし頭や上半身に被ったり、髪に直接香水をおつけになるとアルコールで髪が傷んでしまう可能性もございますので、弊社では推奨しておりません。

香水のつける量・場所
香水の特徴は、下から上に香ること、あたためられると香りますので、全体的におつけになることをお勧めしております。
また、香調やお客様の体温、水分などによりおつけになる量が異なりますのであくまで目安としてご覧ください。
・しっかり香らせたい方…手首(1~3プッシュずつ)両肩(2プッシュずつ)ウエスト(1~3プッシュずつ)ひざの裏または足首(2~3プッシュずつ)計6~11プッシュ
・ほんのり少しだけ香らせたい方…手首(1~2プッシュずつ)両肩(1プッシュずつ)ウエスト(1プッシュずつ)ひざの裏または足首(1~2プッシュずつ)計4~6プッシュ
※当店のパルファンはボトルタイプになりますので、同回数をおつけください。

香水の意外な使い方
肌につけるだけでなく、様々な方法で香りをお楽しみいただけますのも天然香水の魅力でございます。
急な来客時に玄関マットやスリッパにお好みの量をふきつけていただいたり、就寝時に気分を変えたい時などは枕カバーやシーツに遠くからスプレーされるとほんのり香りがつきます。また、ソファやクッション、トイレットペーパーの芯、扇子、電球に軽くひとふきされますと熱で優しい香りが広がります。

スタッフ おすすめ!
お風呂です。ある程度湿気が高くなってきたときに、湯船から離れた空中に10プッシュほど(香調によって調整してください)スプレーをしてから湯船につかりますとリラックスした時間を過ごせます。是非お試しくださいませ。

お花の抽出方法
①水蒸気蒸留法(Steam Distillation)
使用する植物などをそのまま、又は乾燥や粉砕した状態で蒸留器に詰め、水蒸気を吹き込み蒸留させます。その蒸気が冷却管を通り、冷却凝縮された精油は水と分離するので、精油のみを採取します。 水蒸気の熱により化学成分が変質したり、水溶性成分を多く含む精油には不適当ですが、最も多くの種類の植物性香料がこの方法で採油されています。

②圧搾法(Expression)
ライム、ベルガモットなどの柑橘類の精油は、果皮にある精油含量の高い細胞(油房)に含まれているのですが、蒸気で質が低下するため、果皮のみをローラーにかけて圧搾します。そして、浸み出た精油と水を遠心分離させ精油を得ます。
また、ホホバやアーモンドなどの種子を、圧搾法でオイルを抽出したものもまた精油となります。 昔は、果皮の種類に応じ地方独特の方法で行われていましたが、現在では濃縮果汁の製造工程に組み込まれて自動的に処理されています。

③油脂吸着法
ジャスミンなど、熱を加えると壊れてしまうデリケートな花は、アンフルラージュという方法で香料を抽出します。 古代エジプトより行われてきた油脂類(牛脂、豚脂又はオリーブ油)に花香を吸着させる方法です。
花香を一杯に含んだ油脂をアルコール抽出し、低温でアルコールを除く精油(アブソリュート)が残ります。
温浸法と冷浸法とがあり、手間やコストはかかりますが、花香の抽出には冷浸法が理想的いわれます。

④溶剤抽出法(Solvent Extraction)
ジャスミンなど、熱を加える水蒸気蒸留法が不向きな場合や、蒸留法では、大量に花が必要になり、コスト大となる「ローズ」などに適用されます。熱をかけずに行えること、揮発性成分以外の不揮発性成分も抽出可能なことが特徴です。 抽出釜の中に、油脂と混合できる低沸点の有機溶剤(ヘキサンや石油エーテルなど)を入れ、花を浸し室温で撹拌し花香を移行させた後、廃花を除き、別の釜に入れて有機溶剤を減圧蒸留させると、強い花香をもち濃縮された軟膏状の物質(コンクリート・concrete)が残ります。 更に、エチルアルコールを加えて不溶物を取り除き、アルコールを留去し精油(アブソリュート)を得ます。 同様にガム、レジン、バルサムや動物香料などから溶剤抽出した粘性のある濃縮物をレジノイド(resinoid)といい、これはコンクリートと異なり、ワックス類を含みません。 一方、主にスパイス類から溶剤抽出によって得た油状物質をオレオレジンといい、調味料・香辛料などにも広く使用されています。